・認知症について

2014年8月 1日 Posted in トピック

・認知症について

1、「認知症」は病気の名前ではない。

「認知症」とは、「状態」を表す言葉です。

病気やけがによって脳の神経細胞がダメージを受け、記憶力や判断力などの「認知機能」が低下して、日常生活や社会生活に支障をきたす「状態」を指します。

認知症を引き起こす代表的な「病名」には、次のものがあげられます。

①アルツハイマー病

②レビー小体型認知症

③血管性認知症

④前頭側頭型認知症

2、「認知症=高齢者」ではない。

認知症は、脳の神経細胞がダメージを受けたことにより起こる状態です。

若者も、なり得る状態です。

ただ、認知症患者に高齢者が多いのは、脳も身体のほかの部分と同じように年齢とともにダメージを受けることが多くなるからです。

生活習慣病が大きな原因であるため、日頃から適度な運動をしている高齢者は認知症になりにくいようです。

3、認知症は治らない。

残念ながら、ダメージを受けた脳を治すことはできません。

ただ、ダメージをこれ以上広げないようにすれば、認知症の進行を遅らせることはできます。

そのために、現在、認知症のためのクスリが複数あります。

4、精神科での治療の必要がある。

認知症のためのクスリは複数ありますが、それぞれ作用が違います。認知機能や心理状態に応じて、クスリを使い分ける必要があります。

精神科は、脳と心を治療する診療科です。患者の状態に応じて適切なクスリを適切量処方することが可能です。

そのため、精神科での治療が大切になります。

5.精神科を受診するタイミングとは。

「もしかしたら?」と思ったときです。

物忘れが多くなったのは、年齢的なものなのか認知症なのかは、専門医なら判断できます。また、若くても認知症になる可能性は有るので40代、50代でも思い当たる節が有るときは早めの受診を勧めます。

「現在は認知症ではない」が「近いうちに認知症になる可能性が有る」という場合も多々あります。自分のため、また家族のためにも、不安が有る場合には早めに受診すると良いでしょう。

 



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